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イベント

2011年10月20日御所浦よかとこ祭

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img校庭での特産品や食の販売
imgガネ揚げはその場で揚げたてを提供imgアームレスリング大会優勝は地元牧島もん

※2013年9月に内容を更新しました。
2010 年より、「御所浦よかとこ祭」が、よそおいをあらたに行われています。

2010 年の御所浦よかとこ祭は、勇志国際高等学校の学園祭「勇志祭」との共同同時開催で、牧島にある勇志国際高等学校と学校前入江を会場として行われました。

【2010年の御所浦よかとこ祭】

当日、勇志国際高等学校の校舎内では、生徒による様々な作品展示や講演会、タイピングコンテストや女装コンテストなどがあり賑やか。校庭では、高校の生徒による出店と、御所浦町の各団体から“だご”や“ガネ揚げ”や“ちりめん”、“いりこ”といった地元の食と物産が販売され700名ほどの来場者のお腹を満たしていました。
校庭に設営されたステージでは、高校の先生による歌唱から沖縄民謡の披露や御所浦音頭が踊られ、同じく ステージ上で行われたアームレスリング大会では、高校の生徒、先生と地元の腕自慢の競い合いで盛り上がりました。
そして、入江側では御所浦よかとこ祭のメインイベント、第1回伝馬舟櫓漕ぎ競漕天草大会が開催されました。

【伝馬舟櫓漕ぎ競漕天草大会】

櫓漕ぎ競漕は、木造伝馬船 2 隻で行う 100 mタイムトライアルレースで、 60 m直進し、折り返して 40m という、速さとともにターンの上手さが鍵となるコースで行われました。
第1回天草大会の 記録は伝馬舟櫓漕ぎ競漕天草大会公式タイムとして残ります。

第1回天草大会には、高校生の参加もありましたが、 44 名の参加者の内 31 名が 50 歳以上。
中には小学校のときに漕いで以来 40 年ぶりの櫓漕ぎだという人もいました。 皆さん、久しぶりの櫓漕ぎに自然と笑顔になるのが印象的です。

高校生の部、50歳以下の部、50歳以上の部とありましたが、断然早かったのが50歳以上の方々。
50歳以下の部では100mの櫓漕ぎで2分を切った参加者がいなかったのに対し、50歳以上では2分を切るのは当たり前、昔とった杵柄とは言いますが、若者たちはもうちっときばらんばねといったところです。
結局1分40秒くらいが優勝タイムではないか、というところでの競い合いの中、1分33秒というタイムで優勝が決まりました。
が、その優勝者はなんと、競技に使われた木造伝馬船の製作者、荒木義男さん。自分で船をつくった上に自分で優勝するなんて…。
次回大会は荒木さんを超える挑戦者をお待ちしています。

伝馬船櫓漕ぎ競漕のあとには、一枚一枚に目が描かれた連凧が空を舞います。アーティスト五十嵐靖晃さんによるワークショップで皆が凧に目を描きました。空高く上がる凧から自分が描いた目を通していつもと違う世界を見るような、そんなイメージのものだと言います。大空の目に、御所浦よかとこ祭はどのように映ったのでしょうか。

img華やかな衣装での櫓漕ぎ img伝馬船で連凧をあげた。img連凧には、ひとつひとつに目が描かれている

 img 「御所浦よかとこ祭2013」チラシ

img「伝馬舟櫓漕ぎ競漕申込書」

【御所浦よかとこ祭 2013】-終了-

「御所浦よかとこ祭 2013」 は 11 月 16 日(土)に開催。
会場は例年の御所浦町牧島の静かな入り江が広がる長浦です。伝馬舟櫓漕ぎ競漕や伝馬舟櫓漕ぎ教室、ペアでタイ釣り体験、御所浦特産品物産展、舞台、もちなげなどを予定しています。
伝馬舟櫓漕ぎ競漕は出漕者全員に参加賞をプレゼント。上位表彰者には副賞を、優勝者には豪華副賞が授与されます。
※伝馬舟櫓漕ぎ競漕天草大会出場には事前申し込みが必要です。
釣り体験ではイケスに放たれたタイを釣ります(500円)。釣り体験は当日申し込みを受け付けますが、親子もしくは男女ペアでのご参加となります。また、釣り道具は主催者で準備したものを使います。
※釣れなかったときは、おみやげにタイを1尾プレゼント!
本年は、昨年サプライズで訪れた柾木祐二さん(歌手)がふたたび来場!新曲「情熱のボレロ」も披露されます!

【伝馬船櫓漕ぎ競漕天草大会へのお申し込み方法】

伝馬船2艘をつかってのタイムトライアルレースです。個人戦100mの競技(子どもは60m)と、 3人一組の団体戦があります。団体戦は200mのタイムを競います。
年齢、性別で各部門がありますので、詳しくは申込書をご覧の上FAXまたはメールでお申し込みください。
また、 大会での 記録は天草伝馬舟櫓漕ぎ公式タイムとして記録されます。櫓こぎと体力に自信のある方は、ぜひ参加ください。

【PDFダウンロード】
御所浦よかとこ祭2013チラシ&櫓漕ぎ競漕参加申込書

 img 「御所浦よかとこ祭2012」チラシ

img「伝馬船櫓漕ぎ競漕申込書」

【御所浦よかとこ祭 2012】-終了-

「御所浦よかとこ祭 2012」 は 11 月 23 日(金)勤労感謝の日に開催します。
会場は御所浦町牧島の静かな入り江が広がる長浦です。
伝馬船櫓漕ぎ競漕や伝馬船櫓漕ぎ体験、ペア釣り体験や、御所浦特産品物産展、舞台、もちなげ、マグロ抽選会などを予定しています。
伝馬船櫓漕ぎ競漕は出漕者全員に参加賞としてマグロをプレゼント。さらに優勝者には雲仙温泉ペア宿泊券が副賞として授与されます。
※伝馬船櫓漕ぎ競漕天草大会出場には事前申し込みが必要です。
釣り体験ではイケスに放たれたクロイオや1キロ以上の鯛を釣ります。
※釣り体験は当日申し込みを受け付けます。

【伝馬船櫓漕ぎ競漕天草大会へのお申し込み方法】

伝馬船2艘をつかってのタイムトライアルレースです。個人戦100mの競技と、 今年からできた3人一組の団体戦があります。団体戦は200mのタイムを競います。
また、子どもは個人戦のみで、40mの直線を競います。
年齢、性別で各部門がありますので、詳しくは申込書をご覧の上FAXまたはメールでお申し込みください。
また、 大会での 記録は天草伝馬船櫓こぎ公式タイムとして記録されます。櫓こぎと体力に自信のある方は、ぜひ参加ください。

img 「御所浦よかとこ祭2011」チラシ

img伝馬船櫓漕ぎ

【御所浦よかとこ祭 2011】-終了-

「御所浦よかとこ祭 2011」 は 11 月 3 日(木)文化の日に開催します。
伝馬船櫓漕ぎ競漕や伝馬船櫓漕ぎ体験、御所浦特産品物産展 、親子釣り体験などを予定しています。
また、今年から伝馬船櫓漕ぎ競漕に団体戦ができました。3人一組で200mのタイムを競います。
※伝馬船櫓漕ぎ競漕天草大会出場には事前申し込みが必要です。

【伝馬船櫓漕ぎ競漕天草大会へのお申し込み方法】

伝馬船2艘をつかってのタイムトライアルレースです。個人戦100mの競技と、 今年からできた3人一組の団体戦でがあります。団体戦は200mのタイムを競います。
年齢、性別で各部門がありますので、詳しくは申込書をご覧の上FAXまたはメールでお申し込みください。
参加者全員に参加賞、上位入賞者には表彰と副賞があります。また、 大会での 記録は天草伝馬船櫓こぎ公式タイムとして記録されます。櫓こぎと体力に自信のある方は、ぜひ参加ください。

 

問い合わせ
御所浦よかとこ祭実行委員会
 (事務局:御所浦アイランドツーリズム推進協議会 )
〒866-0334 熊本県天草市御所浦町牧島219‐2
TEL 0969-67-1080 FAX 0969-6-1080(事務局 三宅)
E-mail:m-h1954@theia.ocn.ne.jp

2007年01月07日養蜂ワークショップ

 

2006年12月14日、日本在来種みつばちの会会長で、養蜂家の藤原誠太さんが御所浦に来島されました。
藤原誠太さんは、日本ミツバチ研究の第一人者として知られている方です。
藤原さんが御所浦に来たのは、御所浦で活動している有志団体「ビオアイランドネットワーク」が、御所浦での養蜂の可能性を探るための「養蜂ワークショップ」に講師として招待したからです。

「養蜂ワークショップ」は12月14日・15日の2日間をかけて行なわれました。
「養蜂ワークショップ」の目的は、島民が藤原誠太さんと一緒に、日本ミツバチとその蜂蜜のもつ様々な魅力を学ぶこと、島内を巡り御所浦でどのような養蜂の可能性があるかを検討すること、そして巣箱を設置して実際に御所浦で日本ミツバチの飼育を始めることでした。


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1日目の講習会。30名ほどの参加者は、農家の方、役場の方、趣味として養蜂をやりたいと考えている方、漁師など、様々な職種の方々です。
藤原さんが、ミツバチには西洋ミツバチと日本ミツバチ(東洋ミツバチ)がいて、その生態がどのように違うのか、また、養蜂の実践の場での経験を交えながらその魅力や可能性ついての話すのを、参加者の皆さん興味津々といった様子で聞き入っていました。
講習会の最後には、藤原さんが持ってきた蜂蜜を試食。
市場に出ているほとんどの蜂蜜は水飴が入っていますが、藤原さんが持ってきたのはもちろん100%混ぜ物なしの蜂蜜。
「とても良い香りがする。」
「おいしい。」
その蜂蜜を一口食べると、その香り豊かなおいしさに、皆さん自然と顔から笑みがこぼれていました。

2日目、前日の参加者の「ミツバチの巣のありそうな場所がある」という話を手がかりに、ワークショップ参加者と藤原さんの10名ほどで、午前中から牧島や外平地区でミツバチを探索。
牧島で巣を発見することはできませんでしたが、外平の農道の護崖された崖面の穴に野生のミツバチの巣を確認することができました。
見つけた巣にいた蜂は日本ミツバチでした。
「御所浦に野生の日本ミツバチが住み着いているということは、日本ミツバチの養蜂も可能だということです。」 と藤原さんも御所浦での日本ミツバチの養蜂に太鼓判。

午後、巣箱を御所浦島洲の田地区の畑に、参加者と藤原さんが協力して据付けます。その巣箱に福岡から宅急便で送られてきた日本ミツバチを移し変えます。
日本ミツバチは西洋ミツバチに比べて刺すことが少ないとはいえ、ミツバチを扱うときは真っ白な服に防護網(顔を守る為の網)といった格好で行います。ミツバチが飛び交う中、藤原さんが手際よくミツバチを移し換え参加者一同一安心。
無事に設置を終えた巣箱に、防寒のための発泡スチロールをくくり付けて完成です。
このミツバチの世話は「ビオアイランドネットワーク」の小室さんがされるとのこと。
藤原さんに聞くと
「冬の間は週一回程度、掃除をしてあげれば大丈夫です。春も4月を過ぎれば、1升くらいは蜂蜜が取れると思いますよ。」
今からその収穫が待ち遠しい。

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■ 外平でミツバチの巣を発見!
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■ みんなで巣箱の設置場所を作ります。
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■ 州の田に設置された日本ミツバチの巣箱
 

自然界は勝ち負けだけでは決して長続きしません。お互いの干渉をある程度、許容しているのです。決して一人勝ちの世界ではありません。だから、土地に根付いた、自然の営みの中の『試行錯誤』そのものである在来種。そんなミツバチは地域の宝なのです。そのミツバチがその土地の花々から集めた蜂蜜はそこに住む人たちの財産なのです。」
と藤原さんは言う。そこには日本に住む「日本ミツバチ」と「日本人」という『在来種』が、同じ土地で共生できることを強く願う思いが込められている

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春を迎え、初めての蜂蜜の収穫を迎えたとき、島民で「はちみつ収穫祭」を開催するそうです。
またひとつ、御所浦の「よかもん」が増えたのではないでしょうか。

日本在来種みつばちの会
日本在来種みつばちの会事務局
〒020-0886 岩手県盛岡市若園町3-10 日本在来種みつばちの会事務局
TEL019-624-3001 FAX019-624-3118(藤原養蜂場内)
E-mail:hachinokai@fujiwara-yoho.co.jp
藤原養蜂場
URL:http://www.fujiwara-yoho.co.jp/

《講師プロフィール 》
藤原誠太
日本在来種ミツバチの会会長、東京農業大学客員教授
1957年岩手県盛岡市生まれ。独学で日本ミツバチの飼育法を模索し・確立し、「在来種は飼育が難しい」という既成概念を打破した。人工巣をはじめ、養蜂関係の開発も多くを手がける。現在は養蜂業の傍ら、ミツバチ類の保護と研究、人々への啓蒙活動に奔走中。

問い合わせ
ビオアイランドネットワーク事務局
担当 小室勇樹
E-mail:bioisland_net@yahoo.co.jp
ビオアイランドネットワーク
URL:http://mata-tabi.net/bioisland/