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御所浦とは

しらぬいかい九州のもつ不知火海にうかぶ島

   
不知火海 天草 御所浦 牧島 横浦島 御所浦島    
   
 
  
    

御所浦町について

    

熊本県唯一の離島の町である御所浦町は、ゆりかごの海とも表現される穏やかな内海、不知火海にあります。
御所浦という地名は、景行天皇の巡幸時に行宮が置かれたという伝説にちなむといわれています。
 御所浦町は御所浦島、牧島、横浦島の3つの有人島を含む大小17の島々からなり、有人島の総面積は約20平方キロメートル、人口は2,300人ほどです。(令和2年国勢調査)
古くから漁業の町で、現在も多くの島民が漁業を生業として生計を立てています。
ちりめん漁やとんとこ漁(五智網/ごちあみ)、かし網(刺網漁)、カゴ漁、延縄漁などが行われ、島のまわりには養殖イケスが浮かび、鯛やシマアジ、カンパチ等の養殖漁業も盛んです。
山間部や沿岸の斜面では温暖な気候を利用した、デコポン(不知火)や甘夏みかん等の柑橘類の栽培も行われています。
また、恐竜やアンモナイトなど、約1億年前の白亜紀時代の古生物をはじめ、日本最古の大型哺乳類の化石など、多種多様な化石を産出する全国的にみても特異な地質の島でもあります。     

  
  

御所浦の食

  
朝日と漁船
漁からはじまる知火海の穏やかな内海に囲まれた御所浦では、一年を通じて多様な漁が行われています。 港を出入りする漁船の風景は、今も島の日常として受け継がれています。水揚げされた魚は市場に出荷されるほか、島内の食卓にも並びます。
鯛を捌く
漁業と台所の近さ 水揚げされた魚を、鮮度が高いまま調理できるのが御所浦の特徴です。新鮮な状態を保ったまま捌かれる鯛は、刺身や煮付けなど用途に応じて丁寧に下処理されます。漁業と食文化が密接につながっていることが、島の暮らしを支えています。
イケスのアジ
魚を活かすイケスの中では、銀色のアジが元気に泳いでいます。御所浦では、食事処や宿泊施設、時には個人でも魚を生かして管理しています。こうした環境が、いつでも新鮮でおいしい魚を味わえる理由のひとつです。
小ぶりなアジ
日常に根付く魚料理鮮度のよいアジは、刺身にも南蛮漬けにもなる、さまざまな料理に使われる魚です。御所浦では、その日の魚の状態や気候に合わせて、最もおいしい調理法が選ばれます。特別な判断ではなく、日々の暮らしの中で培われてきた知恵が、魚料理を支えています。
刺身
鮮度を味わう食文化 水揚げから時間を置かずに下ごしらえされた魚を、刺身として提供します。カンパチやイカなどは状態を見極めながら、ほどよく寝かせて旨みを引き出します。適切な処理と管理によって身に張りと味わいが生まれ、御所浦の魚の鮮度と質の高さを端的に伝える料理です。(写真:松苑の料理)
アラ煮
鮮度があるからこそのアラ煮 新鮮な魚のアラを、終始強火で一気に炊き上げます。鮮度が高いため、魚特有の臭みはほとんど感じられません。御所浦では、身にコリコリとした食感のある刺身を食べることを「刺身をカメ」、アラ煮を骨をしゃぶってまで食べる様子から「アラ煮をナメロ」と表現する言い回しもあり、魚と向き合う暮らしの感覚が今も受け継がれています。(写真:松苑の料理)
ちゃんぽん
漁村の食事処の味御所浦では、魚介と野菜を使ったちゃんぽんも親しまれています。 漁や仕事の合間に食べられてきた、ボリュームのある一杯で、魚介のだしがしっかりと効いているのが特徴です。島外からの来訪者にも人気のある、御所浦の定番料理のひとつです。(写真:松苑の料理)
マルビナ
磯の恵み、小さな巻貝マルビナは磯場で採れる小さな巻貝で、茹でるだけのシンプルな下処理で味わえます。茹で上がった身には、磯の香りとほどよい苦味、そしてほのかな甘みがあり、口に入れると海の風味が広がります。酒の肴や小鉢として昔から親しまれてきた食材で、潮の満ち干きや季節ごとの海の変化を感じさせてくれます。
エビ
不知火海が育むエビ 不知火海の穏やかな内海で育つエビは、すっきりとした甘みをもつのが特徴です。焼く、茹でるといったシンプルな調理でも、身の締まりと上品な味わいがはっきりと感じられます。御所浦の海の環境が、そのまま味に表れる食材のひとつです。
茹でられるタコ
海が育てるタコの味わい御所浦近海で水揚げされるタコは、しっかりとした張りがあり、噛み進めるほどに旨みが増していくのが特徴です。適度な歯ごたえと、口の中で立ち上がる香りがあり、素材そのものの力を感じさせます。不知火海の環境が育んだ、食感と味わいの両方を楽しめる海の恵みです。
    

御所浦の旬のもの

  • [通年] マダイ(天然・養殖)カンパチ(養殖)[通年] マダイ(天然・養殖)カンパチ(養殖)
  • [春] ハマボウフ(ボタンボウフウ)(3-4月) カタクチイワシ ちりめん(カタクチイワシの子)(春/秋に数回)わかめ(4月)イツツガゼ(マヒトデ)(6-7月)[春] ハマボウフ(ボタンボウフウ)(3-4月) カタクチイワシ ちりめん(カタクチイワシの子)(春から秋にかけて数回)わかめ(4月)イツツガゼ(マヒトデ)(6-7月)
  • [夏] イシエビ(アカエビ)アシアカエビ(クマエビ)スズキ アジ たこ[夏] イシエビ(アカエビ)アシアカエビ(クマエビ)スズキ アジ たこ
  • [秋] ハマチ(釣り漁)アオリイカ(当年生まれ)コウイカ(当年生まれ)[秋] ハマチ(釣り漁)アオリイカ(当年生まれ)コウイカ(当年生まれ)
  • [冬] タチウオ(11-2月)甘夏みかん(1-3月)デコポン(12-2月)チガキ(カキウチでとる)(11-3月)[冬] タチウオ(11-2月)甘夏みかん(1-3月)デコポン(12-2月)チガキ(カキウチでとる)(11-3月)

御所浦の有人島

  • 御所浦島

    面積12.53km2、周囲25.7km 御所浦町内の有人島の中で一番大きな島です。
    御所浦という地名は、景行天皇の西国巡行の際に行宮が置かれたという伝説に由来するとされています。
    国内最大級の肉食恐竜の歯がこの島から見つかっています。

  • 牧島

    面積5.59km2、周囲24.8km変化に富んだリアス式の海岸線を持つ島で、静かな美しい入り江がいくつもあります。
    樹齢数百年のアコウの木が海岸沿いに多くみられ、天然記念物に指定されているものもあります。
    「義経の船隠し」など源平落人伝説にまつわる地名が数多く残っています。

  • 横浦島

    面積1.14km2、周囲5.3km養殖業と海運業が盛んな島。
    横浦島の漁家では豊漁、安全祈願のために、多くの家で門口や軒先にえべっさん(恵比寿様)が祀られています。
    与一ヶ浦、弁慶岳など、源平の落人伝説にまつわる地名が残っています