御所浦に来て最初のうちは、イルカの生簀の近くのおばちゃんの家に居候としてお世話になっていました。
「ひゃ〜、良く来たね。何かの縁で一緒に暮らすことになったから仲良くしようね」
と、満面の笑みで私を迎えてくれたおばちゃんに、ほっとしたのを覚えています。
何の不自由もなく、娘のように接していただいた約4ヶ月の居候でしたが、今だから正直に話すと2つだけ困った事がありました。
晩御飯の時間と、門限です。
おばちゃんの夕飯の時間は?と聞くと
「だいたい、5時くらいやもねぇ」との答え。
私の仕事は最低で6時半まではかかります…結局おばちゃんはいつも帰りを待っていてくれました。
そして門限。「嫁入り前の娘がおそまで(遅くまで)出とったらいかんよ。遅くても9時にはかえらにゃ」新入社員の私は歓迎会で居候早々に門限を破り、上司がわざわざおばちゃんに謝りに来てくれたこともありました(笑)。
おばちゃんとは今でも、電気のカバーを換えに行ったり、ご飯をご馳走になったり、とても仲良くしていただいています。ホームシックにかからなかったのは、おばちゃんと、生簀やイルカを通して知り合った島の方々の暖かさのおかげです。